絵本『ふしぎなひみつきち』(原作 ・金澤さつき/絵・Umi)ができました!

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ラグリマは、

あおい めの はなの ひくい おしゃまさん。

はなが ひくいところは、 きにいって いません。

いつものように ラグリマは、 ネコのソルと

だいすきな ブランコで あそんでいました。

「えいっ!」 と つよく ブランコを こいだ しゅんかん 

ラグリマは いきおいあまって 

ブランコから おちてしまいました。

あるひから、ラリグマがこまったときには、

ふしぎなことがおこるようになりました。

(本書より)

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心に少しかなしい経験をもつラリグマに起きた、
ねこのソルとのふしぎな体験を、 思いやりあふれる文章と、やさしい絵で伝えます。

大切な人が困っているとき
そんな人の支えになりたいとき
それを言葉で伝えることがむずかしいとき

ラリグマのストーリーが、寄り添いの手助けに なりますように。

【この絵本ができた背景は?】

底本は、金澤さつきが2019年制作の『サマンサのひみつきち』。同年、金澤ますみが、小学校で、子どもの権利条約を子ども自身に届ける取り組みをはじめたときに、子どもたちに『サマンサのひみつきち』を読み届けました。

『サマンサのひみつきち』の物語を、『ふしぎなひみつきち』へと再構成するにあたっては、子どもに関わる専門家たちと新しい絵本の検討を重ねました。「見やすさ」を意識して文字とイラストの配置を考えました。

一部を除いて、ほとんどのページの「文字とイラストの位置」が同じになるように構成しています。物語には、「積極的な意味で逃げること」も大切にしたい、という思いも込められています。

底本に込められた原作者の思いは、『ふしぎなひみつきち』にも受け継がれています。一つの物語として味わっていただけると幸いです。

『ふしぎなひみつきち』

2024年5月発行

原作 金澤さつき、文  金澤さつき
絵  Umi

『ふしぎなひみつきち』制作プロジェクトメンバー
金澤さつき・金澤ますみ・清水美穗
水流添綾・長瀬正子・森本智美

DTP協力 丸井春 / 発行 檸檬新報舎

『ひみつきち』は、うたでも聞けます

楽曲『ひみつきち』は下記からお聞きいただけます。(動画の配信は予告なく終了することがあります)

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